豆知識

顔についた寝跡が消えないときの簡単な対処法と寝跡ができないコツを紹介!

顔の寝跡が消えない

朝起きたら寝跡がくっきり、鏡を見て驚いたことはありませんか?
 

私はよく枯山水のような寝跡が頬についています。

枕が生んだ芸術を鑑賞したくても忙しい朝にそんな時間はないので、速やかに消えて欲しい。
 

でも寝跡って消えないんですよね。

身支度が終わっても出勤しても消えなくて、半日を「枯山水の女」として過ごすことに……。
 

この頑固な寝跡を消す方法ってあるの?そもそも寝跡がつかないようにするには
 

ここでは寝跡の対処法についてまとめましたので、寝跡でお困りならぜひ参考にしてくださいね。
 

顔についた寝跡が消えないときの簡単な対処法

顔に寝跡があると、せっかくの爽やかな朝も台無しですよね。

ほうれい線やおでこなどシワの位置と深さによっては顔の印象まで変わってしまうし……
 

そんな厄介な寝跡は「保温」「保湿」「マッサージ」でささっと解消しちゃいましょう。
 

速攻!寝跡を消す方法

(1)蒸しタオル

温タオル
蒸しタオルで肌を温めれば皮膚表面が伸びてシワも取れやすくなります。

タオルを水で絞り、レンジで温めてからシワの部分に数秒~数分当ててみましょう。

このとき氷水で冷やしたタオルと交互にあてると血行が良くなりさらに効果アップ!
 

(2)足湯

時間があれば足湯で全身の血行を良くするのもおすすめ。

バケツに42~43℃(少し熱く感じるくらい)のお湯を張って10分ほどつかります。

足がほんのり赤くなれば血行が良くなっているサインですよ。
 

(3)保湿パック

肌にたっぷり水分を与えるとハリが出てシワも目立たなくなります。

蒸しタオルと併せれば、蒸気で開いた毛穴に化粧水がじんわり染み込むのが実感できるはず。
 

●緑茶でパック

カフェインには肌についた跡を消す作用があるのだそう。

朝の一杯に緑茶を楽しんでから、ティーバッグを冷ましてパックするのもいいですね。

 

(4)リンパマッサージ

顔のむくみもシワが消えない原因のひとつ。

顔全体を中心から外側に優しく引っ張り、滞ったリンパを耳から首筋へ流しましょう。

肌に負担をかけないようクリームをつけて優しく行ってくださいね。
 

実際に試してみると足湯がいちばん効果がありました!(次点・蒸しタオル)

私は冷え性なので、顔だけでなく全身を内側から温めるのが効いたのかも。

時間のない朝にはちょっと大変ですが、唇が綺麗な紅色になる女性には嬉しい効果もありますよ。
 

顔についた寝跡が消えない原因

若い頃は寝跡がついてもすぐに消えてくれたのに、年齢を重ねるにつれ消えにくくなった気がする。
 

それもそのはず、寝跡が消えない主な原因はずばり「肌の衰え」と「乾燥」なんです。
 

……うすうす感じてはいたけど知りたくなかった……
 

つらい現実ですが、勇気を持って向き合っていきましょう。
 

老化のサイン!寝跡が消えない原因

顔の寝跡が消えない

(1)肌の衰え

寝跡が消えない大きな原因が加齢による肌の衰え。

肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲンが減ると枕の圧力に負けてしまうだけでなく、シワの回復力も落ちて一度ついた跡が消えにくくなってしまうのです。
 

(2)肌の乾燥

睡眠中の乾燥も肌には大敵です。

かさついて弾力のない肌に枕カバーを押し付けたらずぶずぶと食い込んでシワの原因に!
 

(3)肌のむくみ

体から水分がうまく排出されずむくんでいると、肌もダメージを受けて跡がつきやすい状態に。

大人になると塩分の多い市販のお弁当で食事を済ませたりお酒を飲んだり……どうしてもむくみやすい要素が増えますもんね。
 

誰でも年を取るとはいえ、毎日の寝跡が積み重なると早いうちからくっきりシワになることも。

そうならないために、次は寝跡の予防法をご紹介します。
 

顔に寝跡をつけないコツ

ついてしまうとなかなか取れない頑固な寝跡。

ここではそんな寝跡を予防する方法を「すぐできる編」と「コツコツ編」でご紹介します。
 

顔に寝跡をつけないコツ~すぐできる編~

(1)仰向けで寝る

うつ伏せだと肌に直接枕が触れて寝跡の元になり、横向きだと頬がつぶれてほうれい線が深くなってしまいます。

顔に圧力がかからないよう、なるべく仰向けで寝るようにしましょう。
 

(2)寝具の素材を変える

枕カバーをサテンやシルクなどのつるっとした生地に変えれば肌触りも良く一石二鳥です。
 

(3)たっぷり保湿する

寝る前にきちんと保湿すると、睡眠中の乾燥による寝跡がつきにくくなります。

洗顔後は5分以内に化粧水をつけ、クリームでしっかり蓋をして潤いを閉じ込めましょう。
 

顔に寝跡をつけないコツ~毎日コツコツ編~

(1)むくまない生活習慣

普段の過ごし方でむくまない体を作るのも寝跡対策には効果的です。

  • 味の濃い食事を控える
  • お酒を飲みすぎない
  • 寝る前に水分を摂りすぎない
  • 軽いストレッチや運動をする

料理から摂取する塩分は意外と多いので、食べすぎず適量を楽しむよう意識してみてくださいね。
 

(2)表情筋を鍛える

表情筋を鍛えることで肌のハリの向上が期待できます。

「アイウエオ」に合わせて口を大きく動かすエクササイズを隙間時間の習慣にするのがおすすめ。
 

(3)美肌づくり

寝跡のつきにくい弾力ある肌へと導くのが毎日の積み重ね。
 

  • イソフラボン……豆腐や納豆
  • コラーゲン……ナンコツや豚足
  • ビタミンE……ほうれん草やナッツ
  • ビタミンC……レモンやパプリカ

 

これらの栄養素が美肌づくりの強い味方になってくれますよ。
 

まとめ

  • 寝跡を消すには蒸しタオルか足湯で温める
  • パックやマッサージも効果的
  • 寝跡が消えない原因は肌の衰えと乾燥
  • 寝跡予防には「寝相の改善」「保湿」「むくみ対策」が大切

 

お肌の衰え……改めて突きつけられるとショックですよね。
 

私も年齢とともに乾燥肌になってしまって、皮脂が殆ど出ないので見るからに弾力不足です。

しかもハンバーガーやスナック菓子などしょっぱいものが大好き。

これからは今まで以上にしっかり保湿しつつ、食事にも気をつけていかないと~。
 

そういつか「枯山水の女」から脱却できるその日まで。
 

ぜひ今回ご紹介した対処法と予防法を実践して、寝跡のないあなたらしい表情で爽やかな朝をお迎えくださいね。