健康の悩み

身長の伸びを止める方法はあるの?高身長の悩み解消術も

身長 伸び 止める方法

背が高いって、女性にとっては大きな悩みですよね。

「背が高くていいね」なんて褒められても素直に喜べなかったりして。
 

私も小5で160cmあったので、男子にからかわれてずっと悩んでいました。

悩みすぎて給食の牛乳を1年間ボイコットしたことも。
 

今日はそんな私が「身長の伸びを止める方法」から「高身長のメリット」まで、実体験をふまえてお話していきますので、ぜひ聞いてみてください。

今では身長で全然悩まなくなった「私を変えた一言」もありますよ。
 

身長の伸びを止める方法はあるのか?

結論からお伝えすると、あなたが成長期なら数cmは何とかなる可能性が!

身長で悩む人にとっては少しでも希望があれば嬉しいですよね。
 

その方法がこちら。
 

成長ホルモンを減らして骨の発達を防ぐ

背が伸びるのは成長ホルモン「ソフトメジンC」によって骨や筋肉が発達していくため。

この分泌を抑えるには、とにかく「不健康」を心がける必要があります。
 

(1)睡眠の質を下げる

睡眠時間を減らし、寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びて眠りを浅くします。

分泌がピークになるPM10時~AM2時の間を避けて眠るとより効果的。
 

(2)タンパク質を減らす

骨の成長に欠かせないタンパク質(肉・魚・卵・大豆)の摂取を控えるのもひとつの方法です。

食事の回数自体を減らしてしまうと他の栄養素も足りなくなるので、極端なセーブはNG!
 

(3)ストレスを溜める

ストレスが多いと成長ホルモンの分泌が鈍るため、面倒な仕事や苦手な人との付き合いに積極的に挑戦してみるのもありです。

ストレスが度を越えなければ、苦手克服にもなり周囲からの評価も上がるかも?
 

椎間板を潰して身長を縮める

すでに成長期を抜けている場合、伸びた骨を縮めるのは難しいので、「数mmでも小さく見える」可能性に賭けましょう。
 

そのためのカギになるのが「椎間板(ついかんばん)」。
 

背骨の間にあるこのクッションを潰し、その分身長を低くするのです。
 

椎間板を潰す方法は以下の3つ。
 

  • 体を起こしたまま寝る
  • 伸びをしない
  • 重いものを持つ

 

日中、椎間板は自分の体重で少しずつ潰れていき、夜にはわずかに身長が低くなっています。

これをキープするためには、横にならず、椅子に座ったまま寝るなどして重力をかけ続けないといけません。
 

疲れるのでつい背伸びをしたくなりますが、骨と椎間板を伸ばさないためにぐっとこらえて。
 

ダンベルなど日頃からあえて重い物を持てば負荷を高めることができますが、関節を傷めないよう注意してくださいね。
 

どちらも荒技なので、はっきり言っておすすめはできません。

骨周りの発達と健康を妨げると、関節痛や怪我だけでなく、将来的に骨がスカスカになる危険性も
 

どうしても試したい時はよ~く考えて、少しでも不安を感じるならその心の声を素直に受け止めてみてくださいね。
 

身長が高いことのメリット

猫背
背が高いことを気にしすぎると、自信がなくなる→俯きがちになる→猫背になるという負のコースまっしぐら。

私も親に100cm定規を背中に差し込まれて矯正されるくらいの猫背でした。
 

今思うと猫背でかっこ悪いよりはすらりと背が高い方がずっと良い!
 

失いかけた自信を取り戻すために、高身長のメリットを見つめ直していきましょう。
 

(1)高い所に手が届く

棚にある資料を取る時など、高い所に手が届くのは社会人にとって大きなメリットです。

いつも人に頼むのは気が引けるけど、高身長なら自分で楽々!
 

(2)しっかり者に見える

これも社会人になると実感できる点ですね。

例え童顔でも不思議としっかりして見えるので、「できる人」な印象を与えやすく、それに見合う自分になれるよう努力するきっかけにもなります。
 

(3)スタイルが良くおしゃれに見える

普通の体型でもすらりと細く足長に見えるのが高身長マジック。

いわば天性のフォトショップ加工で洋服が映えるから、断然おしゃれに見えちゃいます。
 

こうして見ると高身長も悪くないですよね。

自信を持ってしゃんと背筋を伸ばせば、もっと魅力的なあなたになれるはず!
 

高身長を好きになる考え方

身長 伸び 止める方法
ずっと悩んでいたことがふとしたきっかけで気にならなくなった――そんな経験はありませんか?

身長の悩みも考え方次第で変わるかもしれません。
 

ここではそのヒントをいくつかお伝えしていきますね。
 

(1)客観的に見てみよう

街中で背の高い人を見かけた時、あなたはどう思いますか?
 

「わあ、あの人背が高い」

「背が高いからつい目が行くなあ」
 

そんな風に純粋な気持ちだけが浮かぶのではないでしょうか。
 

それはあなたを見ている周りの人も同じこと。
 

マイナスな気持ちではなく、ただ素直に感心してくれているんです。
 

自分はどんな風に他の人を見ているか、その目線をいつも思い出してみる。

その心がけはきっとあなたに自信と輝きをもたらすでしょう。
 

(2)小さくても悩みはある

背が高くて悩む人がいれば、背が低くて悩む人もいるもの。

私の周りの小柄さんも「人混みで息ができない」「車の運転で前が見づらい」と悩みは尽きない様子……むしろ高身長より命に関わる悩みが多い!?
 

(3)誰かの役に立っているかも

背が高いことで知らないうちに役に立っていることも。
 

書店で働いていた頃、男性上司からこんな言葉をかけられました。
 

「あなたは背が高くて助かるよ。いつもありがとう」
 

これにはびっくり!私が小柄なスタッフの陳列作業をサポート(書店の棚は大きいですからね)しているのを、上司はちゃんと見ていてくれたんです。

もうすごく嬉しくて……
 

この一言がきっかけで、コンプレックスから抜け出せたんですよ。
 

まとめ

  • 身長の伸びを止めるには成長ホルモンを減らし骨の発達を防ぐ
  • 身長を低くするには椎間板を潰す
  • 「高い所に手が届く」「スタイルが良く見える」など高身長にもメリットがある
  • 悩んだら客観的な目線を思い出してみる

 

劇的に身長が縮むならまだしも、数mm~数cmと引き換えに骨や体の健康を損なうのはリスキーですね。
 

それに大きくても小さくても悩むなら、考え方を変えていく方が悩み解消の近道かも。

もちろん私もすぐに悟れたわけではありません。

社会に出て色々な経験をして、少しずつ、身長も個性のひとつだと思えるようになったんです。
 

「成長ホルモンを減らすの試してみようかな……でもちょっと怖いな」

と迷っているうちに月日が過ぎて、あなたのコンプレックスを自信に変えてくれるきっかけがきっと訪れる。
 

そんな未来を、心から願っています。